1969年5月に、大阪産業大学入学をきっかけに入門。
技法の素晴らしさに魅了され、修行を継続。
地元(佐賀県)へ戻った後、佐賀有田道院を設立し、佐賀県内の青少年育成活動に取り組んでいます。
指導では「枝葉末節は後回しにして、主幹の理解を徹底させること」、「似てるからこそ間違いしやすい事柄は必ずしっかりと理解できるまで粘り強く指導する事」を意識します。
「なぜ?」の理解が必要な場合には拳士自身で説明できるように繰り返しアシストを。
指導させる場合には、「出来ない場合にはヒントを与え、間違えた時は私がそれを素早く見抜いて、拳士に気付かせるようにアドバイスすること」が大切。
ただやり方を教えるのではなく、自分で修正して正解に辿り着く。繰り返し指導を指示→自らの力で発見する達成感を目指す。
この形が、自分一人で修練するより遥かに効率の良い修練法だと、私は考えて指導しています。
少林寺拳法に入門する事を決意してくれた拳士達が「状況を多方面から把握する力」と「現状を理解した上で何をすべきかを考える力」を身につけて、彼ら自身の目標に近づけるように努力し続けてくれたらと思っています。
現在まで多くの拳士が、進学後も少林寺拳法を続けてくれてました。そして、成長した姿を報告に来てくれました。
これからも少しでも多くの「やる気ある拳士」が、私と出会って「理解して修練する面白さ」を感じてくれることが私の喜びですし、これからもこんな拳士達が育ってくれる道院にしていきたいと思います。
少年部も一般も皆仲良く、道場で顔を合わせるのがみんな楽しみにしている、そんな雰囲気を持っていると思います。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ではありますが、なあなあになってしまわないためにも、時々ある厳しさは大切だと思います。
父に少林寺拳法を習いたい旨を相談すると、少林寺拳法なら、身体だけでなく心強くなるということで家の近く少林寺拳法の道場を探しました。
父の話によると少林寺拳法はかなり厳しく,怖いというイメージだったので見学に行くのもためらいましたが、近所に佐賀有田道院があったので思い切って見学を申し込みました。
見学してみてこれなら私にあっていると思いましたので入門することに決めました。
今では入門して本当によかったと思います。